ピノ・ノワール
ブルゴーニュ原産の高貴な品種。繊細で複雑、エレガントなワインを生み出しますが、栽培が非常に難しいことでも知られています。透明感のある色合いと、赤い果実やスパイスの香りが魅力です。
日本最北のワイン産地で、梅雨がなく冷涼な気候が特徴。ヨーロッパの銘醸地に近い緯度を持ち、ピノ・ノワールやケルナーなど冷涼気候品種の栽培に最適です。余市、空知、十勝など各エリアで個性的なワインが生まれ、注目度が急上昇しています。
気候 / 土壌
- 気候
- 冷帯湿潤気候
- 土壌
- 火山灰土、泥炭土、砂礫質
格付け・AOC
- 余市
- 空知
- 十勝
- 富良野
- 函館
歴史
1960年代に十勝でブドウ栽培が始まり、2000年代以降にワイン産地として急成長。余市は日本のピノ・ノワールの聖地として国際的評価を獲得。温暖化の影響で栽培適地が拡大し、今後さらなる発展が期待されています。
ソムリエノート
北海道のピノ・ノワールは透明感のある果実味とミネラルが魅力。ケルナーは華やかなアロマと爽やかな酸味を持つドイツ系品種。海鮮、特にウニや毛ガニとの相性は格別です。冷涼気候ならではのエレガンスをお楽しみください。