ピノ・ノワール
ブルゴーニュ原産の高貴な品種。繊細で複雑、エレガントなワインを生み出しますが、栽培が非常に難しいことでも知られています。透明感のある色合いと、赤い果実やスパイスの香りが魅力です。
ニューヨーク州北部に位置する、アメリカ東海岸最大のワイン産地。氷河が作った細長い湖が並ぶ美しい景観の中、冷涼な気候を活かしたリースリングが世界的に高い評価を受けています。ドイツやアルザスに匹敵する品質のリースリングを生み出す、アメリカの隠れた宝石です。
1829年に最初のブドウ園が開設。当初はネイティブ品種中心でしたが、1960年代からヴィニフェラ種の栽培が本格化。ドイツ系移民の影響もあり、リースリング栽培が発展しました。現在は100以上のワイナリーが存在し、アメリカの冷涼気候ワインの中心地となっています。
フィンガー・レイクスのリースリングは、ドイツのモーゼルを彷彿とさせる繊細さと酸味を持ちながら、独自のミネラル感があります。辛口からアイスワインまで幅広いスタイルが造られ、特にセネカ湖周辺のワイナリーは高品質で知られています。寿司や和食との相性も抜群です。