ピノ・ノワール
ブルゴーニュ原産の高貴な品種。繊細で複雑、エレガントなワインを生み出しますが、栽培が非常に難しいことでも知られています。透明感のある色合いと、赤い果実やスパイスの香りが魅力です。
ニュージーランド最大のワイン産地で、ソーヴィニヨン・ブランの世界的聖地。パッションフルーツやグレープフルーツ、刈りたての草のような鮮烈なアロマを持つワインは、世界中で人気を博しています。南島の北端に位置し、長い日照時間と冷涼な夜が、果実の酸味とアロマを保ちます。
1970年代に商業的なブドウ栽培が始まり、1980年代にクラウディ・ベイがソーヴィニヨン・ブランで世界的成功を収めました。わずか50年足らずで、ニュージーランドを世界のワイン地図に載せた革新的な産地です。
マールボロのソーヴィニヨン・ブランは、ロワールとは全く異なる個性を持ちます。トロピカルフルーツのアロマが弾け、爽快な酸味が心地よい。シーフード、特に牡蠣やムール貝との相性は抜群です。ピノ・ノワールも近年品質が向上しており、要注目です。