ピノ・ノワール
ブルゴーニュ原産の高貴な品種。繊細で複雑、エレガントなワインを生み出しますが、栽培が非常に難しいことでも知られています。透明感のある色合いと、赤い果実やスパイスの香りが魅力です。
アメリカ屈指のピノ・ノワール産地。ウィラメット・ヴァレーを中心に、ブルゴーニュと同緯度の冷涼な気候でエレガントなワインを生産しています。小規模生産者が多く、テロワールを重視したワイン造りはブルゴーニュのスピリットを受け継いでいます。
1960年代にデイヴィッド・レットが「不可能」と言われたピノ・ノワール栽培に挑戦。1979年のゴー・ミヨ誌ブラインドテイスティングでブルゴーニュを凌駕し、世界に衝撃を与えました。以来、ピノ・ノワールの新世界の聖地として成長を続けています。
オレゴンのピノ・ノワールはブルゴーニュより果実味が豊かでありながら、同様のエレガンスを持ちます。ピノ・グリも素晴らしく、アルザススタイルのリッチな味わい。サーモンや鴨料理との相性が抜群です。