ピノ・ノワール
ブルゴーニュ原産の高貴な品種。繊細で複雑、エレガントなワインを生み出しますが、栽培が非常に難しいことでも知られています。透明感のある色合いと、赤い果実やスパイスの香りが魅力です。
太平洋から吹く冷涼な海風の影響を受ける、チリを代表する冷涼産地。シャルドネとソーヴィニヨン・ブランの白ワイン、そしてピノ・ノワールで知られています。朝霧が発生する独特の微気候が、フレッシュでエレガントなワインを生み出します。首都サンティアゴと港町バルパライソの間に位置する好立地です。
気候 / 土壌
- 気候
- 冷涼な地中海性気候
- 土壌
- 花崗岩、砂質、粘土質
格付け・AOC
- Casablanca Valley DO
- San Antonio Valley
- Leyda Valley
歴史
1980年代に開拓された比較的新しい産地ですが、わずか40年で世界的評価を獲得しました。パイオニアたちが冷涼気候の可能性を見出し、高品質な白ワインとピノ・ノワールの産地として確立。チリワインの品質革命を牽引しています。
ソムリエノート
カサブランカは、チリの冷涼気候ワインの先駆者です。シャルドネは樽香と果実味のバランスが見事で、ブルゴーニュ白を思わせます。ソーヴィニヨン・ブランはマールボロほどトロピカルではなく、よりハーブ的。シーフードとの相性を試してみてください。